出産の記録① 〜入院5日前から前日まで〜

 

 

 

2021年

39w4d〜40w1d。

 

産まれたよ、とうとう産まれたよ!!!

3,406gの元気な赤ちゃんが産まれたよ!

(日記の記載日は退院後、遡って投稿)

 

それはそれはもう未知の経験だったよ。

こんな経験めったにないので、

せっかくだから備忘録として残そう。(強い気持ち)

 

 

 

〜出産5日前〜

39wの妊婦検診。予定日まであと3日。

全く産まれる気配はなく、

子宮口の開きは1cmと言われる。涙

 

それ以前の助産師外来で

スクワット1日100回を勧められるも、

己の心の弱さから1日30回しか出来ておらず、

それがいけなかったのか…!?と悔やむ。

先生に運動すべきか問うたところ、

「赤ちゃんの出てくる気持ち次第なのであまり関係ない」

と言われる。なんだったんだ、スクワット。

 

その後、いわゆる”内診グリグリ”なるものを経験。

調べていたのでなんとなく知っていたが、

「力抜いてくださいね〜」

くらいで突如開始されたため、

ぬおおおお…!!!と心の中で叫ぶ。

我慢できるが、まあまあ痛い。

 

検診の最後に、

「お腹の中での成長が早いので、

40wで陣痛促進剤を投与し、

もう産んじゃいましょう!」と提案される。

大きくなりすぎると危険なのだそう。

子宮口を開くための装置(?)と陣痛促進剤の説明を丁寧にして頂くも、

丁寧すぎて逆に不安になる。

 

「痛いけど効き目が良い方と、

あまり痛くないけど効き目が良くない方、

どっちが良い?」

と難易度高めな選択を迫られ、

とりあえず痛くない方を選ぶ。痛くない方は保険適用外。

 

翌週に入院の予約を入れ、その日は帰宅。

ぶっちゃけもう、なるようになれ!の気持ち。

 

 

 

〜出産4日前〜

特に前日と変わらない日を過ごす。

お腹は重く、胎動は凄まじいが、

産まれる気配はなし。

(胎動であばら骨に激痛を覚える日々を過ごしたが、

産まれてから蹴りの威力が強いことがわかり、

ああこれだったのね、と納得。)

 

 

 

〜出産3日前〜

いつも通り夜中に尿意で何度も起き、

寝ぼけながらトイレに行くと、

尿漏れか破水か区別がつかない何かを発見。

 

しかしあまりの眠さに

きっと尿漏れに違いない!

と自己解決し、そのまま就寝。

 

朝、今度はいわゆる”おしるし”的なものを発見。

それから生理痛のような下腹部の痛みが続き、

「実は夜中のアレは破水だったのでは!?」

と急に不安になる…。

 

妊婦あるあるかもしれないが、

検索の鬼になってスマホで調べまくり、

自分に近い症状を見つけ、

もしかしたらワタシもコレなのでは…?

と、いてもたってもいられなくなる。

破水すると感染症のリスクが高まり、

赤ちゃんが危険にさらされるらしい。

 

旦那に何度も話しかけ、

そんなに不安なら一度病院に行けば良いと言われ、

急遽病院へ。(そこそこ遠い)

 

診察を受け、

破水ではなかったことがわかり

ほっと一安心。

 

何かあってからでは遅いので、

妊婦は少しでも不安になったら

とにかく病院に電話するのが大切だと思う。学び

 

ちなみに子宮口は1cmしか開いておらず、

まだまだなのか…と思いながら、

遅めのお昼ご飯にラーメンを食べて帰宅。

(4人先に通してくださった三田製麺所あざす)

 

そんなバタバタした出来事を終え、

夕方以降は特に何事もなく終了。

何もないと何もないで、結構暇なんだよナァ

 

 

 

〜出産2日前〜

前日のおしるし以降、

ずっと続く微量の出血。

 

夕方頃から徐々に下腹部痛が強まるも、

陣痛は歩けないくらい痛いと聞いていたため、

違うものだと認識。

これが前駆陣痛ってやつ…?

 

 

 

〜出産1日前〜

午前中から強い下腹部痛。

下腹部というか、子宮口あたりがとにかく痛い。

ジンジン…ズキズキ、のような痛みの感覚。

前日よりもっとずっと強い痛み。

 

しかも、定期的に痛みが襲ってくるような気がして、

気になって陣痛アプリで間隔を計測してみることに。

 

15分、10分、8分、5分、5分、また10分…

 

短くなったかと思うと、

また少し長めに戻ったりする。

 

その間もどんどん痛くなり、

とうとう辛くなって、病院に電話。

 

「痛みの間隔はどれくらいですか?」

「5分くらいです。」

「5分くらいの状態がどれくらい続いてますか?」

「数回ですかね…」

「長い間隔に戻ることはありますか?」

「はい。10分くらいに戻ったりします。」

「では、それは陣痛ではなく前駆陣痛ですね。」

 

………この痛みで前駆陣痛なのー!?

 

と、終わりの見えない激痛の連続に、

恥ずかしながら電話口で泣いてしまうワタシw

 

対応してくださった方は困りながらも、

「いま来ていただいても、お帰り頂くことになると思いますので、それはむしろ辛いかと思い…。ちなみに本陣痛になると、痛みの種類が変わると思います。」

と仰っていて、

あらやだそうなんですね、と思いながら

引き続き我慢することに。

 

とにかく痛すぎて、

同じく妊娠中の友人に

LINEで痛みを訴え続けるw

 

そのまま不規則な痛みに耐え、

夜を迎えるも、

もはや呼吸がしづらいくらいの痛みに…

例えるなら強めの生理痛なんてもんじゃなく、

子宮口から腸とか全部出てくるかと思うような痛みw

 

しかし陣痛アプリで計測するも、

5分、5分、4分、7分…

 

ただもう寝るなんて出来ないくらいの痛みだったため、

再び病院に電話すると、

たまたまさっき対応してくださった方(電話口で泣いたときの人)で、

ダメ元で一度来てみますか…?と言われ、

まるで天からの声と言わんばかりに、

荷物を持って旦那と急いで病院へ。

 

タクシーでヒーヒー言いながら向かったので、

運転手さんが驚いていた模様。

 

 

後半へ続く!